2025 天領日田おひなまつり[大分日田]

大分 日田 雛祭り 開催期間 展示場所 駐車場 地図
九州北部の中央に位置する大分県日田市では、2月15日から3月31日までの期間、日田市の豆田町・隈で春の訪れを告げる『天領日田おひなまつり』が開催される。

この街は、江戸時代に幕府の西国筋郡代の役所が置かれており、九州随一といわれるほどの繁栄を極めた。
そして、そのころに活躍した豪商が、京や大阪で買いあつめた贅を尽くした雛人形・雛道具の数々が、現在もこの地に残されています。

ひな祭りの期間中、豆田町や隈町の旧家や資料館では、天領時代の面影を残す豪華なひな人形やひな道具のほか、庶民の間で親しまれた紙と布で作る『おきあげ雛』と呼ばれる人形まで、一斉に展示・公開しています。

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天領日田 雛祭り

天領日田おひなまつり:開催情報

日田市 ひな祭り期間
令和7年2月15日(土曜日)~3月31日(月曜日)
イベント開催場所
豆田地区、隈地区ほか

『天領日田おひなまつり』のルーツ

『天領日田』の歴史

江戸幕府の西国筋郡代の役所が置かれ『天領日田』として九州随一といわれるほどの繁栄を極めた時代があり、掛屋(銀行)を中心とする豪商たちが大変活躍し、莫大な財を成したことで町人文化が特に花開くことになった。

大分日田市の駅から北にある雛人形保存地区は、二つの町(豆田町・隈町)が栄えて現在に至っています。

この『豆田町』と『隈町』の二つの町は、戦国末期に城下町として開かれた町ですが、九州北部の交通の要所にあたり、筑後川の舟運により佐賀・久留米方面とも通じていたため、江戸時代には西国筋郡代がおかれて、九州にある幕府領の中心地となって大いに発展します。

このあと、二つの町に近代化・保存化の分かれ道がおとずれる。

隈町は日田温泉街が発展するにつれて、同温泉街に取り込まれて建替による近代化が進みます。

豆田町は江戸末期から昭和初期にかけての数多の町屋が残され、九州を代表する歴史的町並みとなって、いまでは観光客の絶えることがありません。

『天領日田 雛祭り』の歴史

江戸幕府の役所所在地として繁栄を極めた『天領日田』の商売人たちは、莫大な財を成したことで、京都や大阪などで好んで芸術品を買い求めた。
そのなかには、絢爛豪華な雛人形が数多くあり、中には京都屈指の人形師の手による貴重な品々が現存しています。

歴史的に貴重な雛人形の一般公開を始めたのは約40年前。

最初は、江戸時代からずっと大切に保管されていた雛人形を、まちおこしをきっかけに公開したのが始まり。
それから、毎年春に貴重な雛人形が並ぶ光景に、観光客が増えて訪れるようになったことから、市のバックアップも経て『天領日田おひなまつり』が毎年開催されることに。

この、雛人形公開の成功をきっかけに、今では大分県、九州内、そして全国各地に広がっています。

なお『天領おひなまつり』開催は、2023年で40回目を迎えた。

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雛祭り関連イベント情報

イベント名 開催日程 場所
隈町ウインターイルミネーション 11月22日(水曜日)~3月中旬:午後5時~午前1時 隈まちづくりセンター黎明館(旧ひた押し花美術館)
三隈幼稚園児による青い目の人形会(パレード) 2月15日(土曜日)
式典:午前10時30分~
パレード:午前11時~
JR日田駅南広場
「日田の茶菓案内所」豆田の茶店 2月15日(土曜日)~3月23日(日曜日)の土曜日・日曜日・祝日:午前10時~午後4時 嶋屋
日田おおやま梅まつり 2月16日(日曜日)~3月16日(日曜日) 大山地区(おおくぼ台梅園、ふるや台梅園)
如月:桜の季節の手づくり作品展in黎明館
マクラメ作品展
「暮らしを心豊かに 結びの造形 マクラメ」
2月21日(金曜日)~3月3日(月曜日)午前9時30分~午後4時30分
ワークショップ 2月23日(日曜日)、3月2日(日曜日)午前10時~午後4時
休館日 2月26日(水曜日)
隈まちづくりセンター黎明館(旧ひた押し花美術館)
日本遺産子どもガイド 3月1日(土曜日)3月15日(土曜日)
咸宜園コース:午後1時~
豆田町コース:午後1時~
咸宜園、豆田町
懐かしの着物展 3月1日(土曜日)~3月20日(木曜日)
【注意】水曜日休館
午前10時~午後4時
豆田まちづくり歴史交流館(旧船津歯科)
天領日田おひなまつり花展 3月1日(土曜日)午後1時~午後4時
3月2日(日曜日)午前10時~午後3時
大分銀行豆田支店ATMルーム
レンタル着物・着付け(要予約・090-3906-6604) 3月1日(土曜日)~3月16日(日曜日)の土日
午前10時~午後4時
はなれ座敷(豆田まちづくり歴史交流館横)
豆田流しびな  3月2日(日曜日)
午前10時~午後2時
桂林荘公園
卒業おめでとう”ふるさと思い出プロジェクト” 3月4日(火曜日)、11日(火曜日)午前10時~午後4時 はなれ座敷(豆田まちづくり歴史交流館横)
如月:桜の季節の手づくり作品展in黎明館
和紙人形展
「優しさと温かさ、和紙人形 癒しの世界」
3月7日(金曜日)~3月17日(月曜日)午前9時30分~午後4時30分
ワークショップ 3月9日(日曜日)、3月16日(日曜日)午前10時~午後4時
休館日 3月12日(水曜日)
隈まちづくりセンター黎明館(旧ひた押し花美術館)
”My Favorite Things”ー私のお気に入りー 3月16日(日曜日)~3月23日(日曜日)
午前10時~午後4時
【注意】初日のみ12時~
日本丸館2階
わいわい子どもコンサート 3月20日(木曜日・祝)
午前11時~12時
隈診療所(雨天時は黎明館)
駅長おすすめのJR九州ウォーキング
水郷日田の新酒「蔵だし祭り」と豆田町「ひな祭り」をめぐるフリーウォーク
 3月23日(日曜日)
午前9時~午前11時(スタート受付)
JR日田駅
新酒蔵だし祭り2025 3月23日(日曜日)
午前11時~午後5時
日田温泉旅館街下 三隈川散歩道路:屋形船
いいちこ日田蒸留所春の蔵開き2025 3月29日(土曜日)・3月30日(日曜日)
午前10時~午後4時
いいちこ日田蒸留所
咸宜園十三祝いの会
(要予約・090-3906-6604)
3月30日(日曜日)午後1時~午後3時 咸宜園
老松酒造 春の蔵開き 4月6日(日曜日)午前10時~午後3時 老松酒造
春搾り 4月13日(日曜日)午前9時~午後3時 井上酒造
薫長酒造 春の蔵開き 4月20日(日曜日)午前10時~午後4時 薫長酒造資料館
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ひな人形 展示場所一覧

雛祭りの期間中、日田市『豆田町・隈』地域にある10数か所の旧家や資料館にて、当時の文化を物語る全国的にも珍しい雛人形から、庶民に親しまれた紙と布で作る『おきあげ雛』を展示・公開。

天領日田雛祭り : ひな人形 展示施設一覧
住所〔Google Map〕 入場料
草野本家 豆田町11-4 700円
廣瀬資料館 豆田町9-7 450円
薫長酒蔵資料館 豆田町6-31 無料
岩澤商店 豆田町6-36 無料
嶋屋本家 豆田町14-5 無料
ひな人形ミュージアム
ひな御殿
豆田町13-6 300円
日本丸館 豆田町4-15 400円
工房 黒船屋 豆田町4-15 無料
天領日田はきもの資料館 豆田町3-11 100円
天領日田資料館 豆田町11-7 320円
原次郎左衛門家 中本町5-4 無料
てまり工房と提灯工房 隈2-6-10 無料
日田祇園山鉾会館 隈2-7-10 320円
椎茸の森菊 隈2-8-13 無料
日本料理 春光園 隈1-3-3 無料
川津家 有田町1520 無料
古民家 錦映 小迫町88 無料
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日田 雛祭りマップ

大分日田市 雛祭り 展示場所 地図

豆田地区 : 交通規制・駐車場

大分日田市 豆田地区 : 交通規制・駐車場



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