
日本では、同じ地域で数十年から数百年、場合によっては千年単位の周期で繰り返し発生する『大きな地震』がいくつか知られています。
これらは偶然ではなく、日本列島がプレート境界に位置し、地下にエネルギー(ひずみ)が長期間にわたって蓄積されることで起こる、ある程度の周期をもった地震です。
ただし、周期は『予測』ではなく『目安』である点が重要です。
非常に長期的な間隔で発生する巨大地震は、おもにプレート運動によって引き起こされ、過去の地震記録や地質調査から、その周期性が確認されています。
- 地震防災 : 生き抜く知識と対策
- 北海道沖・三陸沖 巨大地震《前兆・危険地域》
- 首都直下地震 : 被害想定(確率と規模)
- 首都直下地震と関東大震災 : 連動地震の可能性
- 首都直下地震 : 都市部の避難行動と注意点
- 南海トラフ巨大地震《危ない県 安全な県》
- 南海トラフ地震の前兆《予知と地震学》
- 南海トラフ地震 : 震度と津波高さ《想定値》
- 南海トラフ地震 津波高さ : 県別の詳細地図
- 南海トラフ地震 : 津波の高さランキング
- 南海トラフ地震 : 発生周期・過去の規模と被害
- 南海トラフ地震の発生確率《R7最新版》
- 沖縄トラフ・琉球海溝 : 連動巨大地震の可能性
- 次の熊本地震:専門家が予測する直下型地震
- 【地震防災】地震予測地図《九州》
- 巨大地震を生き残る : 知識と備え
周期的に起こる地震の仕組み

地震は、プレート同士が押し合ったり、引きずられたりすることで地下にひずみがたまり、それが限界に達したときに一気に解放されて発生します。
大きな地震ほど、ひずみをためるのに時間がかかるため、結果として発生間隔が長くなり、周期性が見られます。
- 日本では:
- 海側のプレートが沈み込む『海溝型地震』
- 陸の内部の断層がずれる『内陸直下型地震』
の両方が起こる、世界的にもまれな地域です。
海溝型地震:概要・過去例
『海溝型地震』とは、海のプレートが大陸側のプレートの下に沈み込む境界(海溝付近)で発生する大地震のこと。
日本では、南海トラフや日本海溝などで起こります。
プレートのひずみが限界に達すると一気にずれ動き、強い揺れや大津波を引き起こすことが特徴。
代表的な過去の地震では『2011年 東日本大震災』があります。
海溝地震は、広い範囲に被害が及ぶ場合が多く、また周期的に発生する傾向があり要警戒な大規模地震です。
内陸直下型地震:概要・過去例
『内陸直下型地震』とは、陸地の浅い場所にある活断層がずれ動くことで発生する地震のこと。
震源が浅く都市の直下で起こることが多いため、局地的に非常に強い揺れとなり、大きな被害をもたらします。
代表例として『阪神・淡路大震災』や『熊本地震』があります。
なお、内陸地震のため津波発生は少ないものの、建物倒壊や火災が問題となります。
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南海トラフ地震 : 約100~150年周期

近年もっとも警戒されている周期的な巨大地震が南海トラフ地震です。
この大規模地震は、フィリピン海プレートが日本列島の下に沈み込むことで発生し、その破壊力はM8~9級の巨大地震となります。
- 主な発生例:
- 1707年 宝永地震
- 1854年 安政東海・安政南海地震
- 1944年 昭和東南海地震
- 1946年 昭和南海地震
南海トラフ地震 : 概要
南海トラフ地震は、およそ100~150年周期で繰り返し発生している巨大地震。
発生形態は「全割れ」「半割れ」「時間差発生」などさまざまで、防災上もっとも警戒されている地震です。
直近の発生から約80年が経過しており、今後30年以内の発生確率は非常に高いと評価されています。
この地震が発生すると、関東から九州にかけての広い範囲で強い揺れが起こり、特に太平洋沿岸では大津波が襲来すると想定されている。
静岡県や高知県、和歌山県、三重県などでは10メートルを超える津波が到達する可能性もあります。また、長時間にわたる揺れにより建物倒壊や火災、交通網やライフラインの寸断が広域で発生すると考えられています。
近年は、国や自治体は被害想定を公表し、防災対策や避難計画の強化を進めています。
相模トラフ地震 : 約200~400年周期

関東地方では、相模トラフ地震が周期的に発生します。
フィリピン海プレートが北米プレートの下に沈み込むことで地震が起こり、首都圏を直撃します。
- 主な発生例:
- 1703年 元禄関東地震(M8クラス)
- 1923年 関東大震災(M7.9)
相模トラフ地震 : 概要
相模トラフ地震がどのような地震か代表的な例が『1923年 関東大震災』で、マグニチュード7.9の地震により東京・横浜を中心に広範囲で強い揺れと火災が発生しました。
死者・行方不明者は10万人を超え、木造家屋の倒壊や延焼、津波被害も重なり、近代日本最大級の災害となりました。
さらに遡り『1703年 元禄地震』の相模トラフ沿いの巨大地震では、房総半島や相模湾沿岸に大きな津波をもたらしました。
相模トラフ地震の特徴は、震源が首都圏に近く、人口・産業が集中する地域を直撃する点にあります。
強い揺れに加え、湾岸部の埋立地では液状化現象が発生しやすく、港湾施設や石油コンビナートへの影響も懸念されます。
加えて、相模湾沿岸や房総半島南部では津波の襲来が想定され、短時間での避難が必要です。
政府の地震調査では、今後も相模トラフ沿いで大地震が発生する可能性が指摘されています。
周期は数百年規模とされますが、正確な時期の予測は困難と言われています。
また都市直下で起きるため、社会的影響が極めて大きいのが特徴がある。
そのため、耐震化の推進、家具固定や備蓄、ハザードマップの確認など、日頃からの備えが重要と専門家も警鐘している。
首都圏で起こる大規模地震では、帰宅困難者対策や情報収集手段の確保も大きな課題となっています。
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日本海溝沿い巨大地震 : 数百~千年周期

日本海溝沿い巨大地震は、東北地方の太平洋沖に延びる日本海溝に沿って発生するマグニチュード8~9級の大地震です。
日本海溝では、太平洋プレートが北アメリカプレート(東北地方下の陸側プレート)に沈み込んでおり、プレート境界に長年蓄積したひずみが限界に達すると一気に解放され、巨大地震と大津波を引き起こします。
- 主な発生例:
- 869年 貞観地震
- 2011年 東日本大震災(M9.0)
2011年に起きた大規模地震『東日本大震災』が、まさにその周期的巨大地震の一つでした。
日本海溝沿い巨大地震 : 概要
日本海溝沿い巨大地震の代表例が『2011年 東日本大震災』です。
マグニチュード9.0という観測史上最大級の地震で、東北から関東にかけて非常に強い揺れを観測しました。
特に津波は甚大で、岩手・宮城・福島各県の沿岸部に10メートルを超える波が押し寄せ、多くの市街地が浸水。
この地震では約2万人の死者・行方不明者が出るなど、戦後最大の自然災害となりました。
過去の日本海溝沿いでは『869年 貞観地震』のように、歴史時代にも巨大津波を伴う地震が発生したことが分かっています。
地質調査によって、数百年から千年規模で超巨大地震が繰り返されてきた可能性も指摘されています。
また、三陸沖では『明治三陸地震(1896年)』のように、揺れが比較的弱くても極めて高い津波を生じる『津波地震』も発生している。
現在も日本海溝沿いではプレートの沈み込みが続いており、将来の巨大地震の発生が懸念されています。
とくに北海道から東北地方の太平洋沿岸では、地震発生後すぐに津波が到達する可能性があるため、迅速な高台避難が重要とされている。
千島海溝(日本海溝)地震 : 数百年周期

千島海溝地震(日本海溝・千島海溝周辺海溝型地震)は、北海道東部から千島列島沖にかけて延びる千島海溝沿いで発生する巨大地震です。
ここでは、太平洋プレートが北アメリカプレートの下へ沈み込んでおり、プレート境界に蓄積したひずみが解放されることでマグニチュード8~9級の地震が起こります。
また、研究機関・自治体・メディアでは『北海道・三陸沖後発地震』とも呼ばれるようになっている。
この大規模地震は震源域が海溝に近いため、強い揺れに加えて大規模な津波が発生しやすいのが大きな特徴がある。
- 主な発生例:
- 17世紀の巨大地震(津波堆積物から推定)
- 1952年 十勝沖地震
- 2003年 十勝沖地震
千島海溝地震 : 概要
千島海溝地震の代表的な事例としては『1952年 十勝沖地震(M8.2)』がある。
この地震では北海道太平洋沿岸で大きな被害が出ました。
また『2003年 十勝沖地震(M8.0)』も千島海溝沿いで発生し、広範囲で強い揺れと津波を観測しました。
さらに、17世紀には北海道東部で巨大津波が発生した痕跡が地質調査から確認されており、マグニチュード9クラスの『超巨大地震』が起きた可能性が指摘されている。
千島海溝地震の最大の脅威は津波です。
北海道の釧路・根室地方では、地震発生から短時間で津波が到達すると想定され、場所によっては20メートルを超える浸水が予測されている。
冬季に発生した場合は、厳しい寒さや積雪が避難を困難にするおそれもあります。
また、漁港や水産業への影響、広域停電や交通網の寸断など、地域経済への打撃も懸念されている。
政府の被害想定では、千島海溝沿いで最大級の地震が起きた場合、北海道を中心に甚大な人的・物的被害が生じる可能性があると発表している。
そのため、津波避難タワーの整備や高台移転、防災教育の強化が進められています。
内陸活断層地震 : 数千~数万年周期

内陸の活断層による地震も周期的に発生しますが、間隔は非常に長くなるため「いつ頃起きるのか?」とゆう予想がしにくい。
ただし、すでに発生した地震でも、近くに歴史資料に書かれていない未確認の断層が存在する場合もあり、日頃から地震防災の準備が必要。
- 代表的な地震(参考例):
- 1891年 濃尾地震
- 1995年 阪神・淡路大震災
- 2016年 熊本地震
そのため予測は難しいものの、都市直下で起きると被害が集中します。
1891年 濃尾地震
濃尾地震は、1891年10月28日に岐阜県・愛知県を中心に発生した内陸直下型地震で、マグニチュード8.0と推定されています。
日本の内陸地震としては最大級で、根尾谷断層が大きくずれ動きました。家屋の倒壊や火災により約7,000人以上が犠牲となり、日本の地震研究や耐震対策の発展に大きな影響を与えた地震です。
1995年 阪神・淡路大震災
阪神・淡路大震災は、1995年1月17日に兵庫県南部を震源として発生したマグニチュード7.3の内陸直下型地震です。
最大震度7を記録し、神戸市などで甚大な被害が出ました。
建物倒壊や大規模火災により6,000人以上が亡くなり、高速道路の倒壊も発生しました。
この災害は日本の防災対策や耐震基準の見直しを進める契機となりました。
2016年 熊本地震
熊本地震は、2016年4月に熊本県を中心に発生した一連の内陸直下型地震です。
最大の本震はマグニチュード7.3で、最大震度7を2度観測しました。
益城町などで建物倒壊が相次ぎ、関連死を含め多くの犠牲者が出ました。熊本城も大きな被害を受け、活断層の連動が注目されました。
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周期性の限界と注意点

重要なのは、周期は「必ず起こる時期」を示すものではないという点です。
- 想定より早く起きる
- 想定より遅れる
- 複数の地震が連動する
甚大な被害をもたらす巨大地震は、過去にも繰り返し起きています。
周期はあくまで「起きやすさの目安」に過ぎません。
まとめ:巨大地震の周期

日本で周期的に発生する、おもな大きな地震は:
- 南海トラフ地震(約100~150年)
- 相模トラフ地震(数百年)
- 日本海溝巨大地震(数百~千年)
- 千島海溝地震(数百年)
- 内陸活断層地震(数千年以上)
これらの大規模地震はいずれも、日本がプレート境界に位置する地震多発国であることの表れです。
大規模地震の対策
周期を知ることは恐れるためではなく、
『いつ起きてもおかしくない地震に、日常から備える』ための重要な知識です。
地震大国・日本では、周期性を理解しつつ、予測に頼らない防災意識を持ち続けることが何より大切だと言えるでしょう。
大地震に備える : 被災対策
地震は、ある日に突然起こり予測は直前にしかできません。そのため、前もって避難必需品を準備しておかないと、被災後に不自由な避難生活をしいられます。
さらに、大規模な地震発生後は救援の手が届くまで日数がかかり、最低でも数日間は自力ですごせる食料・飲料水などのストックが必要です。
とくに家族がいるばあい、人数分の水・食料が必要になるため、日頃から短期保存食(ローリングストック)と長期保存食を食生活に取り入れて準備しましょう。- 地震防災 : 生き抜く知識と対策
- 北海道沖・三陸沖 巨大地震《前兆・危険地域》
- 首都直下地震 : 被害想定(確率と規模)
- 首都直下地震と関東大震災 : 連動地震の可能性
- 首都直下地震 : 都市部の避難行動と注意点
- 南海トラフ巨大地震《危ない県 安全な県》
- 南海トラフ地震の前兆《予知と地震学》
- 南海トラフ地震 : 震度と津波高さ《想定値》
- 南海トラフ地震 津波高さ : 県別の詳細地図
- 南海トラフ地震 : 津波の高さランキング
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