
南海トラフ巨大地震が発生した場合、和歌山県でも極めて大きな被害が想定されています。
特に沿岸部で津波・強い揺れ・建物被害が深刻です。
このページに掲載している被害想定の情報は、国の最新の南海トラフ地震被害想定(最大規模のケース)や和歌山県独自の想定に基づくものです。
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南海トラフ地震 被害
国の最新想定
国の最新想定
和歌山県全体の被害想定
南海トラフ地震が『全割れ』の最大クラスで発生した場合の死者・建物被害を掲載。
- 死者数
- 国の最新被害想定では、和歌山県内の死者数が最大で約65,000人と推計されています。
これは津波・地震による直接被害や建物倒壊などを含む最悪ケースの想定です。 - 建物被害
- 全壊・焼失建物が約166,000棟に達するとされており、住宅や公共施設の大規模な損壊が想定されます。
津波による被害 : 高さ・到達時間
津波は非常に早く到達
和歌山県の沿岸地域では、津波の到達時間が短く、2〜3分程度で最初の波が来る地域があると想定されています。
これは南海トラフ巨大地震の発生直後の津波到達のシミュレーションに基づくものです。
想定される津波高さ
想定される津波の高さの数値は、国や近畿地方の想定をもとにした最大値。
| 地域 | 津波高さ |
|---|---|
| すさみ町 | 約 20 m |
| 那智勝浦町・串本町 | 約 18 m |
| 和歌山市沿岸部 | 約 8 m |
| 補足情報(注意事項) | |
| 津波の高さは『最悪ケースの想定』で算出してありますが、地形条件や震源域の広がりにより地域差があり、予想外の高さが起こるケースがあり警戒が必要です。 | |
想定震度 : ライフライン被害
- 震度は最大クラスの激震
- 観測される震度分布では、西日本の太平洋側で広範囲にわたり震度6強〜7の揺れが予想される。
これは南海トラフ全域に広がる地震破壊域の影響が大きいとされている。 - 非常食は必ず準備
- 和歌山県でも震度7クラスの激しい揺れが発生する可能性があり、建物倒壊や家具転倒、道路・橋梁・鉄道などのインフラ被害が想定されている。
これにより、電気・水道・通信・ガスなどのライフラインが長期間寸断されるリスクがあり、1週間ほどの非常食料品の準備を呼びかけている。
津波浸水範囲(避難の難しさ)
- 津波浸水範囲
- 津波による浸水範囲は沿岸の低地部で大きく、海岸から内陸へ数百メートル~数キロに渡る浸水が想定される市町村があります。
- 短すぎる避難時間
- 津波の到達時間が非常に短いため、地震の揺れを感じたら即時避難が不可欠です。海岸近くでは、揺れが収まる前に高台へ移動を開始する必要があります。
地域ごとのリスク傾向
和歌山県では次のような沿岸地域で特にリスクが高いとされています。代表的な沿岸市町を掲載。
- 串本町・すさみ町(南紀エリア):津波高さ20m級、到達時間が非常に短い地域。
- 那智勝浦町・太地町:津波到達が早く、高さも大きい想定。
- 和歌山市・紀の川沿岸:津波浸水が広範囲に及ぶ可能性。
これら津波の浸水地域は典型的な想定例であり、各市町村のハザードマップ(津波浸水想定図)を見てピンポイントで浸水範囲・高さを確認することが重要です。
地震防災のポイント
- 迅速な避難が鍵
- 津波は数分で到達するケースもあるため、揺れを感じたら迷わず高台・指定避難場所へ移動することが最優先です。
- ハザードマップの確認
- 和歌山県や各市町村は津波浸水想定図・避難ルート図(ハザードマップ)を公開しているので、事前に確認し「自宅・職場周辺でどこに逃げるか」を家族で共有してください。
- 耐震化と備蓄の強化
- 住宅の耐震化や食料・水の備蓄、避難時の持ち出し品の準備も重要です。耐震化率が低い地域では特に倒壊リスクが高いため、早めの対策が推奨されています。
まとめ:和歌山県の主な想定被害
| 被害項目 | 想定 |
|---|---|
| 死者数 | 約65,000人(最大想定) |
| 建物全壊/焼失 | 約166,000棟 |
| 津波高さ | 最大20m前後(地域により差あり) |
| 津波到達時間 | 数分以内に到達する可能性(地域差あり) |
| 震度クラス | 震度6強〜7が広範囲で想定 |
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巨大地震サバイバル
大津波から逃げる
南海トラフ地震が発生した場合には、東海から九州にかけての広い範囲に、地震の揺れや津波による甚大な被害をもたらす恐れがあります。
最大クラスの地震が発生すると、海岸沿いに巨大津波が到達します。それにより、沿岸部では広範囲が浸水することになります。
南海トラフ地震の死亡要因で、もっとも確率が高いのが『津波』によるもので、死亡者数全体のうち約70%になる想定値があがっています。
大津波から逃げる
| 死亡要因 | 死亡者数 | 割合 |
|---|---|---|
| 建物倒壊 | 約80,000人 | 24% |
| 津波 | 約230,000人 | 70% |
| その他 | 約20,000人 | 6% |
| 合計 | 約330,000人 | 100% |
津波から身を守るには『逃げる』しかありません。
津波の危険がある場合には、とにかく高い場所に避難です。
津波警報の種類と被害・避難行動
津波による災害の発生が予想される場合には、地震発生後、約3分で大津波警報、津波警報または津波注意報が発表されます。 津波発生が予想されるばあい、発表で表現される『津波警報等の種類』『予想される津波の高さ』『津波クラス』は以下の通りです。 なお、襲来する津波クラスの警報ごとに『想定される被害と取るべき行動』の情報を追加掲載しています。津波警報の種類(被害・避難)
津波警報『大津波警報』
| 津波警報の種類 | 津波規模 |
|---|---|
| 大津波警報 | 巨大 |
| 津波高さ | 被害・避難行動 |
| 10m超 (10m<高さ) | 巨大な津波が襲い、木造家屋が全壊・流失し、人は津波による流れに巻き込まれます。 沿岸部や川沿いにいる人は、ただちに高台や避難ビルなど安全な場所へ避難してください。 警報が解除されるまでは、安全な場所から離れないようにしましょう。 |
| 10m (5m<高さ≦10m) | |
| 5m (3m<高さ≦5m) |
津波警報『津波警報』
| 津波警報の種類 | 津波規模 |
|---|---|
| 津波警報 | 高い |
| 津波高さ | 被害・避難行動 |
| 3m (1m<高さ≦3m) | 標高の低いところでは津波が襲い、浸水被害が発生します。人は津波による流れに巻き込まれます。 沿岸部や川沿いにいる人は、ただちに高台や避難ビルなど安全な場所へ避難してください。 警報が解除されるまでは、安全な場所から離れないようにしましょう。 |
津波警報『津波注意報』
| 津波警報の種類 | 津波規模 |
|---|---|
| 津波注意報 | (表記なし) |
| 津波高さ | 被害・避難行動 |
| 1m (20cm<高さ≦1m) | 海の中では人は速い流れに巻き込まれ、また、養殖いかだが流失し小型船舶が転覆します。 海の中にいる人はただちに海から上がって、海岸から離れてください。 注意報が解除されるまで海に入ったり海岸に近づいたりしないようにしましょう。 |
津波避難の判断と行動
地震の揺れを感じた時
強い地震や長い時間の揺れを感じる。津波警報が発表されたら避難行動の開始。- このような行動を
- 海岸にいる人は、直ちに海岸から離れ、すばやく高台か高いビルや指定の避難場所へ避難する。
- 津波の浸水が想定される地域の住民は直ちに避難する。
地震の揺れを感じない時
津波注意報が発表されたら避難行動の開始。- このような行動を
- 海水浴や磯釣りは危険なので中止し、安全な場所に移動する。
- 津波の浸水が想定される地域の住民はいつでも避難できるように準備する。
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津波の特徴・避難箇所の場所
大津波が襲来するときの前兆については、その現象となる参考例が少な過ぎるため、どの地震でも同じような津波前兆があるわけではありません。 この項目では津波の特徴(注意事項)と公共に整備された『避難箇所』について解説しています。- 津波の特徴(注意事項)
- 深海での津波の速さはジェツト機なみ。沿岸部でも短距離選手なみのスピードです。
- 地形によっては、津波の高さは予測以上のものになります。
- 津波は繰り返し襲ってきます。警報、注意報が解除されるまで海岸に近づかないように。
- 津波の前触れとして、必ず引き潮があるとは限りません。
津波避難場所の目印
津波警報が発表されたら、ただちに避難を始める必要があります。 地理に詳しくない土地では『津波避難場所』などのマークを目印に、すぐ避難しましょう。 公共避難所の地図は、各自治体のウェブサイトに掲載してあります。 とくに海岸沿い地域に在住や仕事先・旅行先で滞在するばあいは、事前に確認するか PDF データとしてダウンロードしておきましょう。津波危険地域・津波避難所のマーク
津波発生時は『津波危険地域』『津波避難所』のマークを確認して、ただちに移動・避難してください。- 津波注意(津波危険地帯)

地震が起きた場合、津波が襲来する危険のある地域を表示しています。 このマークがある場所は浸水する可能性が高いため、ただちに安全な避難場所へ移動する必要があります。- 津波避難場所

津波に対しての安全な避難場所(高台)の情報を表示しています。- 津波避難ビル

津波に対しての安全な避難場所(津波避難ビル)のi青報を表示しています。
まとめ:津波避難のポイント
- 地震の揺れの程度で自ら判断しない
- 揺れがそれほど大きくなくても津波が起きるケースは、過去にもありました。 津波の危険地域では小さな揺れでも、揺れを感じなくても、まずは避難を最優先にしましょう。
- 避難の際には車は使わない
- 原則として、車で避難するのはやめましょう。 東日本大震災の際、沿岸部各地で避難しようとする車で渋滞が発生。 そのために津波にのみ込まれる被害が発生しました。
- 津波の”俗説”を信じるな
- 「この地域には津波はこない」などの根拠のない情報を信じずに、気象庁等の信頼性が高い情報に耳を傾けましょう。
- ”遠く”よりも”高く”に
- すでに浸水がはじまってしまい、避難が困難な場合は、遠くよりも高い場所、例えば近くの高いビルなどに逃げ込みましょう。 津波避難ビル・夕ワーがあればそこに避難しましょう。
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大地震に備える : 被災対策
地震は、ある日に突然起こり予測は直前にしかできません。そのため、前もって避難必需品を準備しておかないと、被災後に不自由な避難生活をしいられます。
さらに、大規模な地震発生後は救援の手が届くまで日数がかかり、最低でも数日間は自力ですごせる食料・飲料水などのストックが必要です。
とくに家族がいるばあい、人数分の水・食料が必要になるため、日頃から短期保存食(ローリングストック)と長期保存食を食生活に取り入れて準備しましょう。- 地震の備え : 非常食・必需品
- 【地震防災】地震対策《災害非常食・防災グッズ》
- 【地震防災】避難必需品ガイド《非常持出し袋》
- 【地震防災】長期保存食(ロングライフ食品)











































































