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南海トラフ地震 : 東京都 島嶼部 被害想定

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南海トラフ巨大地震が発生した場合、東京都の島嶼(とうしょ)部(伊豆諸島・小笠原諸島)にも大きな被害が想定されています。
これは東京都が公表している津波・被害想定に基づくものです。

東京都 島嶼部とは?
伊豆諸島の9島(大島、利島、新島、式根島、神津島、三宅島、御蔵島、八丈島、青ヶ島)、小笠原諸島の2島(父島、母島)の計11島が『東京の島』です。


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南海トラフ地震 被害
国の最新想定

島嶼部の津波高さ・到達時間

東京都の被害想定では、南海トラフ地震による津波が東京の島嶼部に比較的短い時間で到達し、高さが非常に大きくなる可能性が示されています。

南海トラフ地震 : 津波高さ(想定最大)到達時間(目安)
島名 津波高さ 到達時間
式根島 約 28 m 約 14 分
新島 約 27 m 約 17 分
神津島 約 27 m 約 17 分
利島 約 17 m 約 19 分
大島 約 16 m 約 23 分
三宅島 約 16 m 約 25 分
八丈島 約 17 m 約 32 分
青ヶ島 約 14 m 約 36 分
御蔵島 約 7 m 約 30 分
父島 約 15 m 約 126 分
母島 約 16 m 約 108 分
補足情報(注意事項)
上記は東京都「東京防災」資料の津波想定による数値です。
津波の高さは『最悪ケースの想定』で算出してありますが、地形条件や震源域の広がりにより地域差があり、予想外の高さが起こるケースがあり警戒が必要です。

これを見ると、多くの島嶼部で津波が10〜20m超に達し、短時間で到達すると想定されています。例えば式根島では最短14分程度で高い津波が来る想定です。

東京都域内の津波死者

東京都全体の被害想定と報道では、南海トラフ地震による津波は東京都域でも死者を含む被害を引き起こす可能性が指摘されています。

    東京都内:津波死者

  • 東京都内での津波による死者数が約1,400人程度との推計が報じられており、島嶼部の高い津波が大きな影響要因になっています。
この数値には、島嶼部と東京湾岸沿岸の津波死者が含まれています。

地震動・建物被害

南海トラフ地震そのものによる揺れは、東京都本島(23区)や島嶼部でも震度5弱〜6程度の揺れが想定されるため、建物被害や家具転倒などが発生する可能性があります(東京都の総合被害想定にも含まれています)。

東京都の被害想定では次のような影響も指摘されています。

  • 東京都内で建物全壊:およそ1,600棟程度
  • 停電世帯数:約6万戸
  • 断水影響者数:約9万4,000人
これらは東京都全体の推計で、島嶼部も含む

なぜ島嶼部の津波が大きいのか?

南海トラフ巨大地震は南西日本の海底大断層が大規模に動くタイプの地震で、発生地点から遠くても津波が伝播します。この津波が南海トラフから東へ向かい、伊豆諸島・小笠原諸島に強い波として到達するとシミュレーションされています。

また、島嶼部は海抜が低く、地形的に津波が高くなるポイントが多いため、浸水・破壊力が高くなるリスクもあります。

防災・避難のポイント(島嶼部)

津波到達が非常に早い
島嶼部では津波が10〜30分前後で到達するケースがあり、地震直後から避難行動を開始する必要があるとされています。
高台・避難タワーの整備
各島では高台避難や津波避難タワーが整備されている場合もあるため、事前に避難ルート・場所の確認が重要です。
日頃からの備え
備蓄、水・食料、連絡手段、家族との避難計画、自宅周辺の津波浸水域の把握など、日頃からの準備が大切です。

東京都島嶼部 : 被害想定まとめ

南海トラフ地震 : 想定被害(最大クラスで算出)
被害項目 想定内容(最大値)
津波高さ 最大約 28 m まで(例:式根島・新島
津波到達時間 島嶼部で 約14〜36分程度(島により差あり)
津波による死者
(東京都全体)
約 1,400人想定(報道予想)
建物被害
ライフライン影響
全体で全壊約1,600棟、停電・断水あり(島嶼部含む)
東京都島嶼部の島名
伊豆諸島の9島(大島、利島、新島、式根島、神津島、三宅島、御蔵島、八丈島、青ヶ島)、小笠原諸島の2島(父島、母島)の計11島が『東京の島』です。

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巨大地震サバイバル
大津波から逃げる
南海トラフ地震が発生した場合には、東海から九州にかけての広い範囲に、地震の揺れや津波による甚大な被害をもたらす恐れがあります。 最大クラスの地震が発生すると、海岸沿いに巨大津波が到達します。それにより、沿岸部では広範囲が浸水することになります。 南海トラフ地震の死亡要因で、もっとも確率が高いのが『津波』によるもので、死亡者数全体のうち約70%になる想定値があがっています。
日本全国での死亡者数の想定(最悪のケース)
死亡要因死亡者数割合
建物倒壊約80,000人24%
津波約230,000人70%
その他約20,000人6%
合計約330,000人100%
津波から身を守るには『逃げる』しかありません。 津波の危険がある場合には、とにかく高い場所に避難です。

津波警報の種類と被害・避難行動

津波による災害の発生が予想される場合には、地震発生後、約3分で大津波警報、津波警報または津波注意報が発表されます。 津波発生が予想されるばあい、発表で表現される『津波警報等の種類』『予想される津波の高さ』『津波クラス』は以下の通りです。 なお、襲来する津波クラスの警報ごとに『想定される被害と取るべき行動』の情報を追加掲載しています。

津波警報の種類(被害・避難)

津波警報『大津波警報』

津波警報の種類と被害・避難行動
津波警報の種類津波規模
大津波警報巨大
津波高さ被害・避難行動
10m超
(10m<高さ)
巨大な津波が襲い、木造家屋が全壊・流失し、人は津波による流れに巻き込まれます。 沿岸部や川沿いにいる人は、ただちに高台や避難ビルなど安全な場所へ避難してください。 警報が解除されるまでは、安全な場所から離れないようにしましょう。
10m
(5m<高さ≦10m)
5m
(3m<高さ≦5m)

津波警報『津波警報』

津波警報の種類と被害・避難行動
津波警報の種類津波規模
津波警報高い
津波高さ被害・避難行動
3m
(1m<高さ≦3m)
標高の低いところでは津波が襲い、浸水被害が発生します。人は津波による流れに巻き込まれます。 沿岸部や川沿いにいる人は、ただちに高台や避難ビルなど安全な場所へ避難してください。 警報が解除されるまでは、安全な場所から離れないようにしましょう。

津波警報『津波注意報』

津波警報の種類と被害・避難行動
津波警報の種類津波規模
津波注意報(表記なし)
津波高さ被害・避難行動
1m
(20cm<高さ≦1m)
海の中では人は速い流れに巻き込まれ、また、養殖いかだが流失し小型船舶が転覆します。 海の中にいる人はただちに海から上がって、海岸から離れてください。 注意報が解除されるまで海に入ったり海岸に近づいたりしないようにしましょう。

津波避難の判断と行動

地震の揺れを感じた時

強い地震や長い時間の揺れを感じる。津波警報が発表されたら避難行動の開始。
    このような行動を
  • 海岸にいる人は、直ちに海岸から離れ、すばやく高台か高いビルや指定の避難場所へ避難する。
  • 津波の浸水が想定される地域の住民は直ちに避難する。

地震の揺れを感じない時

津波注意報が発表されたら避難行動の開始。
    このような行動を
  • 海水浴や磯釣りは危険なので中止し、安全な場所に移動する。
  • 津波の浸水が想定される地域の住民はいつでも避難できるように準備する。

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津波の特徴・避難箇所の場所

大津波が襲来するときの前兆については、その現象となる参考例が少な過ぎるため、どの地震でも同じような津波前兆があるわけではありません。 この項目では津波の特徴(注意事項)と公共に整備された『避難箇所』について解説しています。
    津波の特徴(注意事項)
  • 深海での津波の速さはジェツト機なみ。沿岸部でも短距離選手なみのスピードです。
  • 地形によっては、津波の高さは予測以上のものになります。
  • 津波は繰り返し襲ってきます。警報、注意報が解除されるまで海岸に近づかないように。
  • 津波の前触れとして、必ず引き潮があるとは限りません。

津波避難場所の目印

津波警報が発表されたら、ただちに避難を始める必要があります。 地理に詳しくない土地では『津波避難場所』などのマークを目印に、すぐ避難しましょう。 公共避難所の地図は、各自治体のウェブサイトに掲載してあります。 とくに海岸沿い地域に在住や仕事先・旅行先で滞在するばあいは、事前に確認するか PDF データとしてダウンロードしておきましょう。

津波危険地域・津波避難所のマーク

津波発生時は『津波危険地域』『津波避難所』のマークを確認して、ただちに移動・避難してください。
津波注意(津波危険地帯)
南海トラフ巨大地震 津波注意(津波危険地帯)
地震が起きた場合、津波が襲来する危険のある地域を表示しています。 このマークがある場所は浸水する可能性が高いため、ただちに安全な避難場所へ移動する必要があります。
津波避難場所
南海トラフ巨大地震 津波避難場所
津波に対しての安全な避難場所(高台)の情報を表示しています。
津波避難ビル
南海トラフ巨大地震 津波避難ビル
津波に対しての安全な避難場所(津波避難ビル)のi青報を表示しています。

まとめ:津波避難のポイント

地震の揺れの程度で自ら判断しない
揺れがそれほど大きくなくても津波が起きるケースは、過去にもありました。 津波の危険地域では小さな揺れでも、揺れを感じなくても、まずは避難を最優先にしましょう。
避難の際には車は使わない
原則として、車で避難するのはやめましょう。 東日本大震災の際、沿岸部各地で避難しようとする車で渋滞が発生。 そのために津波にのみ込まれる被害が発生しました。
津波の”俗説”を信じるな
「この地域には津波はこない」などの根拠のない情報を信じずに、気象庁等の信頼性が高い情報に耳を傾けましょう。
”遠く”よりも”高く”に
すでに浸水がはじまってしまい、避難が困難な場合は、遠くよりも高い場所、例えば近くの高いビルなどに逃げ込みましょう。 津波避難ビル・夕ワーがあればそこに避難しましょう。

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大地震に備える : 被災対策

とっさの大地震防災 緊急避難用品 何を入れる[非常持出し袋] 地震は、ある日に突然起こり予測は直前にしかできません。そのため、前もって避難必需品を準備しておかないと、被災後に不自由な避難生活をしいられます。 さらに、大規模な地震発生後は救援の手が届くまで日数がかかり、最低でも数日間は自力ですごせる食料・飲料水などのストックが必要です。 とくに家族がいるばあい、人数分の水・食料が必要になるため、日頃から短期保存食(ローリングストック)長期保存食を食生活に取り入れて準備しましょう。


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