
南海トラフ巨大地震が発生した場合、東京都全体でも大きな被害が想定されています。東京都は太平洋からは距離がありますが、地震動(強い揺れ)・津波(島嶼部や沿岸)・インフラ被害・人的被害などが推計されています。
ここでは最新の想定資料・報道にもとづいて、東京都で想定される被害をわかりやすくまとめます。
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南海トラフ地震 被害
国の最新想定
国の最新想定
全国規模の被害背景(東京都も含む)
国の最悪ケースの被害想定では、南海トラフ巨大地震により全国で約29万8,000人の死者・経済損失約292兆円が発生すると推計されています(津波による犠牲が大部分)。
この想定は津波到達が南海トラフ沖〜太平洋沿岸域だけでなく、関東を含む広域に揺れや津波の影響が及ぶ可能性を示しています。
東京都全体の被害想定(国想定・報道)
死者数・人的被害
東京都内での津波による死者が約1,400人と報じられています。
これは東京都全体(本州側沿岸+島嶼部)の合算想定です。
建物・ライフライン被害
東京都全体の被害想定では、以下のような影響が推計されています。
- 建物の全壊:約1,600棟
- 停電:約6万戸
- 断水:約9万4,000人
これらの数字は津波・揺れ・インフラ被害を含んだ東京都全体の想定で、人口密集地を含む大都市圏での被害規模です。
津波による被害(沿岸・島嶼部)
東京都の場合、津波による被害は東京都本土の内湾(東京湾・相模湾)沿岸にも影響の可能性がありますが、特に大きい津波が想定されるのは「島嶼部(伊豆諸島・小笠原諸島)」です。
島嶼部の詳細は別途まとめられますが、東京都全体の国想定は津波犠牲者が約1,400人とされています。
たとえば、東京都島嶼部では新島村などで最大28メートル級の津波予想が出ており、これが東京都全体の津波死者想定に大きく影響しています。
- 東京都の島々:地震被害
- 南海トラフ地震 : 東京都 島嶼部 被害想定
地震動(揺れ)による影響
東京都では南海トラフ地震においても強い揺れが伝わる可能性があり、震度5強以上の揺れを観測する地域も想定されます(東京都の被害想定資料に含まれる一般的な評価)。
この揺れにより以下のような被害が想定されます
- 建物・住宅の損壊
- 家具転倒・落下物による被害
- 道路・橋梁・交通網の破損
- ライフライン(電気・水道・ガス・通信)の広域寸断
東京都では「南海トラフ巨大地震等による東京の被害想定」として、津波・地震動による影響を複合的に評価した公式報告が存在し、防災計画の基礎資料となっています。
東京都 : 被害想定まとめ
| 被害項目 | 想定内容(最大値) |
|---|---|
| 死者数 (東京都全体) |
約 1,400人(津波による犠牲を含む) |
| 建物全壊 | 約 1,600棟 |
| 停電世帯数 | 約 60,000戸 |
| 断水人口 | 約 94,000人 |
| 地震動 | 広域で 震度5強以上 の揺れの可能性(東京都資料一般評価) |
| 津波浸水 | 島嶼部・本土沿岸で浸水の可能性(ハザードマップ参照) |
東京都が進めている防災対策
東京都は、南海トラフ地震を含む津波・地震の被害想定を踏まえ、次のような防災対策を進めています。
- 「津波浸水想定図・ハザードマップ」の作成・公開
- 避難計画・避難ルート整備
- 都市インフラの耐震化・ライフライン強靭化
- 災害時情報伝達・緊急地震速報システムの強化
これらは東京都防災ホームページや総合防災計画に基づく取り組みです。
地震想定情報の注意点
- 掲載の被害情報は、最悪ケース想定や報道推計に基づくもので、実際の被害は地震発生時の状況や対策の進捗によって変わる可能性があります。
- 津波や揺れの影響は区域ごと(沿岸・内陸・島嶼部)で大きく異なるため、自治体のハザードマップなどでの詳細確認が重要です。
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巨大地震サバイバル
大津波から逃げる
南海トラフ地震が発生した場合には、東海から九州にかけての広い範囲に、地震の揺れや津波による甚大な被害をもたらす恐れがあります。
最大クラスの地震が発生すると、海岸沿いに巨大津波が到達します。それにより、沿岸部では広範囲が浸水することになります。
南海トラフ地震の死亡要因で、もっとも確率が高いのが『津波』によるもので、死亡者数全体のうち約70%になる想定値があがっています。
大津波から逃げる
| 死亡要因 | 死亡者数 | 割合 |
|---|---|---|
| 建物倒壊 | 約80,000人 | 24% |
| 津波 | 約230,000人 | 70% |
| その他 | 約20,000人 | 6% |
| 合計 | 約330,000人 | 100% |
津波から身を守るには『逃げる』しかありません。
津波の危険がある場合には、とにかく高い場所に避難です。
津波警報の種類と被害・避難行動
津波による災害の発生が予想される場合には、地震発生後、約3分で大津波警報、津波警報または津波注意報が発表されます。 津波発生が予想されるばあい、発表で表現される『津波警報等の種類』『予想される津波の高さ』『津波クラス』は以下の通りです。 なお、襲来する津波クラスの警報ごとに『想定される被害と取るべき行動』の情報を追加掲載しています。津波警報の種類(被害・避難)
津波警報『大津波警報』
| 津波警報の種類 | 津波規模 |
|---|---|
| 大津波警報 | 巨大 |
| 津波高さ | 被害・避難行動 |
| 10m超 (10m<高さ) | 巨大な津波が襲い、木造家屋が全壊・流失し、人は津波による流れに巻き込まれます。 沿岸部や川沿いにいる人は、ただちに高台や避難ビルなど安全な場所へ避難してください。 警報が解除されるまでは、安全な場所から離れないようにしましょう。 |
| 10m (5m<高さ≦10m) | |
| 5m (3m<高さ≦5m) |
津波警報『津波警報』
| 津波警報の種類 | 津波規模 |
|---|---|
| 津波警報 | 高い |
| 津波高さ | 被害・避難行動 |
| 3m (1m<高さ≦3m) | 標高の低いところでは津波が襲い、浸水被害が発生します。人は津波による流れに巻き込まれます。 沿岸部や川沿いにいる人は、ただちに高台や避難ビルなど安全な場所へ避難してください。 警報が解除されるまでは、安全な場所から離れないようにしましょう。 |
津波警報『津波注意報』
| 津波警報の種類 | 津波規模 |
|---|---|
| 津波注意報 | (表記なし) |
| 津波高さ | 被害・避難行動 |
| 1m (20cm<高さ≦1m) | 海の中では人は速い流れに巻き込まれ、また、養殖いかだが流失し小型船舶が転覆します。 海の中にいる人はただちに海から上がって、海岸から離れてください。 注意報が解除されるまで海に入ったり海岸に近づいたりしないようにしましょう。 |
津波避難の判断と行動
地震の揺れを感じた時
強い地震や長い時間の揺れを感じる。津波警報が発表されたら避難行動の開始。- このような行動を
- 海岸にいる人は、直ちに海岸から離れ、すばやく高台か高いビルや指定の避難場所へ避難する。
- 津波の浸水が想定される地域の住民は直ちに避難する。
地震の揺れを感じない時
津波注意報が発表されたら避難行動の開始。- このような行動を
- 海水浴や磯釣りは危険なので中止し、安全な場所に移動する。
- 津波の浸水が想定される地域の住民はいつでも避難できるように準備する。
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津波の特徴・避難箇所の場所
大津波が襲来するときの前兆については、その現象となる参考例が少な過ぎるため、どの地震でも同じような津波前兆があるわけではありません。 この項目では津波の特徴(注意事項)と公共に整備された『避難箇所』について解説しています。- 津波の特徴(注意事項)
- 深海での津波の速さはジェツト機なみ。沿岸部でも短距離選手なみのスピードです。
- 地形によっては、津波の高さは予測以上のものになります。
- 津波は繰り返し襲ってきます。警報、注意報が解除されるまで海岸に近づかないように。
- 津波の前触れとして、必ず引き潮があるとは限りません。
津波避難場所の目印
津波警報が発表されたら、ただちに避難を始める必要があります。 地理に詳しくない土地では『津波避難場所』などのマークを目印に、すぐ避難しましょう。 公共避難所の地図は、各自治体のウェブサイトに掲載してあります。 とくに海岸沿い地域に在住や仕事先・旅行先で滞在するばあいは、事前に確認するか PDF データとしてダウンロードしておきましょう。津波危険地域・津波避難所のマーク
津波発生時は『津波危険地域』『津波避難所』のマークを確認して、ただちに移動・避難してください。- 津波注意(津波危険地帯)

地震が起きた場合、津波が襲来する危険のある地域を表示しています。 このマークがある場所は浸水する可能性が高いため、ただちに安全な避難場所へ移動する必要があります。- 津波避難場所

津波に対しての安全な避難場所(高台)の情報を表示しています。- 津波避難ビル

津波に対しての安全な避難場所(津波避難ビル)のi青報を表示しています。
まとめ:津波避難のポイント
- 地震の揺れの程度で自ら判断しない
- 揺れがそれほど大きくなくても津波が起きるケースは、過去にもありました。 津波の危険地域では小さな揺れでも、揺れを感じなくても、まずは避難を最優先にしましょう。
- 避難の際には車は使わない
- 原則として、車で避難するのはやめましょう。 東日本大震災の際、沿岸部各地で避難しようとする車で渋滞が発生。 そのために津波にのみ込まれる被害が発生しました。
- 津波の”俗説”を信じるな
- 「この地域には津波はこない」などの根拠のない情報を信じずに、気象庁等の信頼性が高い情報に耳を傾けましょう。
- ”遠く”よりも”高く”に
- すでに浸水がはじまってしまい、避難が困難な場合は、遠くよりも高い場所、例えば近くの高いビルなどに逃げ込みましょう。 津波避難ビル・夕ワーがあればそこに避難しましょう。
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大地震に備える : 被災対策
地震は、ある日に突然起こり予測は直前にしかできません。そのため、前もって避難必需品を準備しておかないと、被災後に不自由な避難生活をしいられます。
さらに、大規模な地震発生後は救援の手が届くまで日数がかかり、最低でも数日間は自力ですごせる食料・飲料水などのストックが必要です。
とくに家族がいるばあい、人数分の水・食料が必要になるため、日頃から短期保存食(ローリングストック)と長期保存食を食生活に取り入れて準備しましょう。- 地震の備え : 非常食・必需品
- 【地震防災】地震対策《災害非常食・防災グッズ》
- 【地震防災】避難必需品ガイド《非常持出し袋》
- 【地震防災】長期保存食(ロングライフ食品)











































































