
南海トラフ巨大地震が発生した場合、愛知県でも津波やその他の大きな被害が想定されています。
このページでは、政府や愛知県が公表している『被害想定(最悪ケース)』やその背景をわかりやすく説明します。
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被害想定
愛知県の全体的な被害想定
死者数・被害規模(東海3県)
最新の国の被害想定では、東海3県(愛知・三重・岐阜)で最大約2万9000人の死者が想定されている。この死者数には津波による被害も含まれています。
愛知県自治が独自に公表した被害想定 2014年版は以下の通り。
- 死者:約6400人
- 建物被害:約9万4000棟
なお、国の新しい想定を反映した更新版が2026年頃に公表予定。
想定される津波の高さ
国の現行の津波浸水想定や自治体ハザードマップを総合すると、愛知県沿岸地域では津波が到達し、地域によって高さが異なる想定があります。
最大想定が高い場所もありますが、津波の高さは断層の破壊範囲や地形によって変わります。
最大津波高さ(過去の公表資料より)
※以下の数値は、内閣府や国土交通省などの資料に基づく推計例(最大クラスの想定)です。
| 地域・自治体 | 津波高さ |
|---|---|
| 田原市(渥美半島沿岸) | 約 22 m |
| 豊橋市(東三河沿岸) | 約 17 m |
| 西尾市(西三河沿岸) | 約 7 m |
| 南知多町(知多半島南部) | 約 10 m |
| 蒲郡市・常滑市・知多市・東海市など | 数m〜約6m |
| 名古屋市港区など内陸寄り沿岸部 | 数メートル |
※ 上記の津波高さの数値は「想定最大津波高さ」であり、浸水深(陸上に浸水する深さ)や実際の浸水範囲は地形・堤防・潮位などによって変わります。
より詳しくは各自治体の津波ハザードマップで確認してください。
津波浸水想定のポイント
津波が届く範囲
愛知県でも津波が沿岸部に到達する想定がされており、名古屋港周辺・知多半島・渥美半島・三河湾沿岸など各地域で浸水が予想されます。
津波到達時間
津波の到達は地震発生後数分〜10分程度と想定され、すぐの避難が必要(南海トラフ全体の想定ですが、愛知県も同様)です。
より詳細なデータ(補足情報)
現時点での数値は過去の津波浸水想定(平成26年頃設定)のもので、2026年以降に最新の地質データなどを反映した新たな被害想定(津波浸水も含む)が愛知県から公表予定。
また、国の最新被害想定では、関東・東海・近畿の沿岸域で10m超の津波が13都道府県に到達する可能性があるとされています。
まとめ:注意点と防災ポイント
- 津波到達までの時間は非常に短い(数分〜10分程度)ため、揺れを感じたら即避難行動が必要。
- 地域ごとの浸水深・津波高さは地形や堤防によって変わるので、ピンポイントのハザードマップを事前に確認する。
- 2026年頃には最新の愛知県版被害想定(津波・震度・被害規模)が公表予定です。
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大津波から逃げる
| 死亡要因 | 死亡者数 | 割合 |
|---|---|---|
| 建物倒壊 | 約80,000人 | 24% |
| 津波 | 約230,000人 | 70% |
| その他 | 約20,000人 | 6% |
| 合計 | 約330,000人 | 100% |
津波警報の種類と被害・避難行動
津波による災害の発生が予想される場合には、地震発生後、約3分で大津波警報、津波警報または津波注意報が発表されます。 津波発生が予想されるばあい、発表で表現される『津波警報等の種類』『予想される津波の高さ』『津波クラス』は以下の通りです。 なお、襲来する津波クラスの警報ごとに『想定される被害と取るべき行動』の情報を追加掲載しています。津波警報の種類(被害・避難)
津波警報『大津波警報』
| 津波警報の種類 | 津波規模 |
|---|---|
| 大津波警報 | 巨大 |
| 津波高さ | 被害・避難行動 |
| 10m超 (10m<高さ) | 巨大な津波が襲い、木造家屋が全壊・流失し、人は津波による流れに巻き込まれます。 沿岸部や川沿いにいる人は、ただちに高台や避難ビルなど安全な場所へ避難してください。 警報が解除されるまでは、安全な場所から離れないようにしましょう。 |
| 10m (5m<高さ≦10m) | |
| 5m (3m<高さ≦5m) |
津波警報『津波警報』
| 津波警報の種類 | 津波規模 |
|---|---|
| 津波警報 | 高い |
| 津波高さ | 被害・避難行動 |
| 3m (1m<高さ≦3m) | 標高の低いところでは津波が襲い、浸水被害が発生します。人は津波による流れに巻き込まれます。 沿岸部や川沿いにいる人は、ただちに高台や避難ビルなど安全な場所へ避難してください。 警報が解除されるまでは、安全な場所から離れないようにしましょう。 |
津波警報『津波注意報』
| 津波警報の種類 | 津波規模 |
|---|---|
| 津波注意報 | (表記なし) |
| 津波高さ | 被害・避難行動 |
| 1m (20cm<高さ≦1m) | 海の中では人は速い流れに巻き込まれ、また、養殖いかだが流失し小型船舶が転覆します。 海の中にいる人はただちに海から上がって、海岸から離れてください。 注意報が解除されるまで海に入ったり海岸に近づいたりしないようにしましょう。 |
津波避難の判断と行動
地震の揺れを感じた時
強い地震や長い時間の揺れを感じる。津波警報が発表されたら避難行動の開始。- このような行動を
- 海岸にいる人は、直ちに海岸から離れ、すばやく高台か高いビルや指定の避難場所へ避難する。
- 津波の浸水が想定される地域の住民は直ちに避難する。
地震の揺れを感じない時
津波注意報が発表されたら避難行動の開始。- このような行動を
- 海水浴や磯釣りは危険なので中止し、安全な場所に移動する。
- 津波の浸水が想定される地域の住民はいつでも避難できるように準備する。
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津波の特徴・避難箇所の場所
大津波が襲来するときの前兆については、その現象となる参考例が少な過ぎるため、どの地震でも同じような津波前兆があるわけではありません。 この項目では津波の特徴(注意事項)と公共に整備された『避難箇所』について解説しています。- 津波の特徴(注意事項)
- 深海での津波の速さはジェツト機なみ。沿岸部でも短距離選手なみのスピードです。
- 地形によっては、津波の高さは予測以上のものになります。
- 津波は繰り返し襲ってきます。警報、注意報が解除されるまで海岸に近づかないように。
- 津波の前触れとして、必ず引き潮があるとは限りません。
津波避難場所の目印
津波警報が発表されたら、ただちに避難を始める必要があります。 地理に詳しくない土地では『津波避難場所』などのマークを目印に、すぐ避難しましょう。 公共避難所の地図は、各自治体のウェブサイトに掲載してあります。 とくに海岸沿い地域に在住や仕事先・旅行先で滞在するばあいは、事前に確認するか PDF データとしてダウンロードしておきましょう。津波危険地域・津波避難所のマーク
津波発生時は『津波危険地域』『津波避難所』のマークを確認して、ただちに移動・避難してください。- 津波注意(津波危険地帯)

地震が起きた場合、津波が襲来する危険のある地域を表示しています。 このマークがある場所は浸水する可能性が高いため、ただちに安全な避難場所へ移動する必要があります。- 津波避難場所

津波に対しての安全な避難場所(高台)の情報を表示しています。- 津波避難ビル

津波に対しての安全な避難場所(津波避難ビル)のi青報を表示しています。
まとめ:津波避難のポイント
- 地震の揺れの程度で自ら判断しない
- 揺れがそれほど大きくなくても津波が起きるケースは、過去にもありました。 津波の危険地域では小さな揺れでも、揺れを感じなくても、まずは避難を最優先にしましょう。
- 避難の際には車は使わない
- 原則として、車で避難するのはやめましょう。 東日本大震災の際、沿岸部各地で避難しようとする車で渋滞が発生。 そのために津波にのみ込まれる被害が発生しました。
- 津波の”俗説”を信じるな
- 「この地域には津波はこない」などの根拠のない情報を信じずに、気象庁等の信頼性が高い情報に耳を傾けましょう。
- ”遠く”よりも”高く”に
- すでに浸水がはじまってしまい、避難が困難な場合は、遠くよりも高い場所、例えば近くの高いビルなどに逃げ込みましょう。 津波避難ビル・夕ワーがあればそこに避難しましょう。
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大地震に備える : 被災対策
地震は、ある日に突然起こり予測は直前にしかできません。そのため、前もって避難必需品を準備しておかないと、被災後に不自由な避難生活をしいられます。
さらに、大規模な地震発生後は救援の手が届くまで日数がかかり、最低でも数日間は自力ですごせる食料・飲料水などのストックが必要です。
とくに家族がいるばあい、人数分の水・食料が必要になるため、日頃から短期保存食(ローリングストック)と長期保存食を食生活に取り入れて準備しましょう。- 地震の備え : 非常食・必需品
- 【地震防災】地震対策《災害非常食・防災グッズ》
- 【地震防災】避難必需品ガイド《非常持出し袋》
- 【地震防災】長期保存食(ロングライフ食品)











































































