TOP >  巨大地震を生き残る : 知識と備え > 

南海トラフ地震 : 愛媛県 被害想定

愛媛県 南海トラフ地震 いつ 最新 被害想定 震度 津波の高さ 避難 非常食
南海トラフ巨大地震が発生した場合、愛媛県でも極めて大きな被害が想定されています。

国の最新の被害想定リポートや自治体・報道情報をもとに、主な被害内容をわかりやすくまとめました。


[PR]

南海トラフ地震 被害
国の最新想定

愛媛県の死者・被害規模

死者の想定(最大ケース)

内閣府などが見直した最新の被害想定では、愛媛県内での死者数が最大約2万4,000人に達するとされています。これは前回想定の約1万2,000人からほぼ2倍に増加した数値です。

被災者死因の内訳

  • 建物倒壊による死者:約6,500人
  • 津波による死者:約1万6,000人(前回想定より大幅に増加)
前回の想定被害より死者が増えた理由は、再計算で津波の浸水範囲が広くなったことが理由とされている。

津波による被害(高さ・浸水)

愛媛県は瀬戸内海と宇和海(南予)の両側に沿岸があります。それぞれで津波の影響が想定されています。

津波の想定高さ(代表的な都市例)

  • 伊方町(宇和海側):最大約 21 m の津波高(港湾部など)
  • 愛南町:最大約 16.7 m の津波想定
  • 中予・東予沿岸(松山・今治など)でも津波到達・浸水が想定されています。
これらは最悪ケースの津波想定であり、地点や地形によって変わります。自治体ごとの津波ハザードマップで地域別浸水高や深さを確認してください。

震度レベルと建物被害

地震動(揺れ)
愛媛県内の多くの地域では、最大震度6弱〜7クラスの強い揺れが想定されています。
建物被害
強い地震動によって住宅や建物が損壊・倒壊するリスクが高く、ライフライン(電気・水道・ガス・通信)が長期間断絶する可能性があります。

津波到達時間・浸水範囲

  • 宇和海側では津波の浸水範囲が広く、津波到達時間も短い可能性があるため、揺れを感じたら速やかに高台避難が必要。
  • 場所によっては津波が数十分〜1時間以内に到達する想定もある。
瀬戸内海側でも津波の反射や津波エネルギーの影響で浸水が起こる可能性があり、沿岸地域での避難計画の確認が重要。

まとめ:主な想定被害

南海トラフ地震 : 想定被害(最大クラスで算出)
被害項目 想定内容(最大値)
死者数 約 24,000人(大幅増加)
死者数(津波) 約 16,000人(前想定比大幅増)
津波高さ 伊方町 ~21 m/愛南町 ~16.7 m 他(地域差あり)
地震動 最大震度6弱〜7クラス想定(広範囲)
浸水範囲 宇和海・瀬戸内海沿岸とも広範囲浸水想定(自治体マップ参照)

防災上のポイント

津波到達・浸水時間
津波到達までの時間や、浸水時間は地域によって短時間〜数十分程度の可能性があります。
大きい地震の揺れ感じたら迷わず高台へ避難する行動を最優先に。
自治体の津波ハザードマップの確認
松山市、今治市、宇和島市などの浸水予測図を確認し、避難場所・ルートを把握しておくことが大切です。
揺れの強さへの備え
住宅耐震化、家具固定、備蓄の準備も重要です。

[PR]

巨大地震サバイバル
大津波から逃げる
南海トラフ地震が発生した場合には、東海から九州にかけての広い範囲に、地震の揺れや津波による甚大な被害をもたらす恐れがあります。 最大クラスの地震が発生すると、海岸沿いに巨大津波が到達します。それにより、沿岸部では広範囲が浸水することになります。 南海トラフ地震の死亡要因で、もっとも確率が高いのが『津波』によるもので、死亡者数全体のうち約70%になる想定値があがっています。
日本全国での死亡者数の想定(最悪のケース)
死亡要因死亡者数割合
建物倒壊約80,000人24%
津波約230,000人70%
その他約20,000人6%
合計約330,000人100%
津波から身を守るには『逃げる』しかありません。 津波の危険がある場合には、とにかく高い場所に避難です。

津波警報の種類と被害・避難行動

津波による災害の発生が予想される場合には、地震発生後、約3分で大津波警報、津波警報または津波注意報が発表されます。 津波発生が予想されるばあい、発表で表現される『津波警報等の種類』『予想される津波の高さ』『津波クラス』は以下の通りです。 なお、襲来する津波クラスの警報ごとに『想定される被害と取るべき行動』の情報を追加掲載しています。

津波警報の種類(被害・避難)

津波警報『大津波警報』

津波警報の種類と被害・避難行動
津波警報の種類津波規模
大津波警報巨大
津波高さ被害・避難行動
10m超
(10m<高さ)
巨大な津波が襲い、木造家屋が全壊・流失し、人は津波による流れに巻き込まれます。 沿岸部や川沿いにいる人は、ただちに高台や避難ビルなど安全な場所へ避難してください。 警報が解除されるまでは、安全な場所から離れないようにしましょう。
10m
(5m<高さ≦10m)
5m
(3m<高さ≦5m)

津波警報『津波警報』

津波警報の種類と被害・避難行動
津波警報の種類津波規模
津波警報高い
津波高さ被害・避難行動
3m
(1m<高さ≦3m)
標高の低いところでは津波が襲い、浸水被害が発生します。人は津波による流れに巻き込まれます。 沿岸部や川沿いにいる人は、ただちに高台や避難ビルなど安全な場所へ避難してください。 警報が解除されるまでは、安全な場所から離れないようにしましょう。

津波警報『津波注意報』

津波警報の種類と被害・避難行動
津波警報の種類津波規模
津波注意報(表記なし)
津波高さ被害・避難行動
1m
(20cm<高さ≦1m)
海の中では人は速い流れに巻き込まれ、また、養殖いかだが流失し小型船舶が転覆します。 海の中にいる人はただちに海から上がって、海岸から離れてください。 注意報が解除されるまで海に入ったり海岸に近づいたりしないようにしましょう。

津波避難の判断と行動

地震の揺れを感じた時

強い地震や長い時間の揺れを感じる。津波警報が発表されたら避難行動の開始。
    このような行動を
  • 海岸にいる人は、直ちに海岸から離れ、すばやく高台か高いビルや指定の避難場所へ避難する。
  • 津波の浸水が想定される地域の住民は直ちに避難する。

地震の揺れを感じない時

津波注意報が発表されたら避難行動の開始。
    このような行動を
  • 海水浴や磯釣りは危険なので中止し、安全な場所に移動する。
  • 津波の浸水が想定される地域の住民はいつでも避難できるように準備する。

[PR]

津波の特徴・避難箇所の場所

大津波が襲来するときの前兆については、その現象となる参考例が少な過ぎるため、どの地震でも同じような津波前兆があるわけではありません。 この項目では津波の特徴(注意事項)と公共に整備された『避難箇所』について解説しています。
    津波の特徴(注意事項)
  • 深海での津波の速さはジェツト機なみ。沿岸部でも短距離選手なみのスピードです。
  • 地形によっては、津波の高さは予測以上のものになります。
  • 津波は繰り返し襲ってきます。警報、注意報が解除されるまで海岸に近づかないように。
  • 津波の前触れとして、必ず引き潮があるとは限りません。

津波避難場所の目印

津波警報が発表されたら、ただちに避難を始める必要があります。 地理に詳しくない土地では『津波避難場所』などのマークを目印に、すぐ避難しましょう。 公共避難所の地図は、各自治体のウェブサイトに掲載してあります。 とくに海岸沿い地域に在住や仕事先・旅行先で滞在するばあいは、事前に確認するか PDF データとしてダウンロードしておきましょう。

津波危険地域・津波避難所のマーク

津波発生時は『津波危険地域』『津波避難所』のマークを確認して、ただちに移動・避難してください。
津波注意(津波危険地帯)
南海トラフ巨大地震 津波注意(津波危険地帯)
地震が起きた場合、津波が襲来する危険のある地域を表示しています。 このマークがある場所は浸水する可能性が高いため、ただちに安全な避難場所へ移動する必要があります。
津波避難場所
南海トラフ巨大地震 津波避難場所
津波に対しての安全な避難場所(高台)の情報を表示しています。
津波避難ビル
南海トラフ巨大地震 津波避難ビル
津波に対しての安全な避難場所(津波避難ビル)のi青報を表示しています。

まとめ:津波避難のポイント

地震の揺れの程度で自ら判断しない
揺れがそれほど大きくなくても津波が起きるケースは、過去にもありました。 津波の危険地域では小さな揺れでも、揺れを感じなくても、まずは避難を最優先にしましょう。
避難の際には車は使わない
原則として、車で避難するのはやめましょう。 東日本大震災の際、沿岸部各地で避難しようとする車で渋滞が発生。 そのために津波にのみ込まれる被害が発生しました。
津波の”俗説”を信じるな
「この地域には津波はこない」などの根拠のない情報を信じずに、気象庁等の信頼性が高い情報に耳を傾けましょう。
”遠く”よりも”高く”に
すでに浸水がはじまってしまい、避難が困難な場合は、遠くよりも高い場所、例えば近くの高いビルなどに逃げ込みましょう。 津波避難ビル・夕ワーがあればそこに避難しましょう。

[PR]

大地震に備える : 被災対策

とっさの大地震防災 緊急避難用品 何を入れる[非常持出し袋] 地震は、ある日に突然起こり予測は直前にしかできません。そのため、前もって避難必需品を準備しておかないと、被災後に不自由な避難生活をしいられます。 さらに、大規模な地震発生後は救援の手が届くまで日数がかかり、最低でも数日間は自力ですごせる食料・飲料水などのストックが必要です。 とくに家族がいるばあい、人数分の水・食料が必要になるため、日頃から短期保存食(ローリングストック)長期保存食を食生活に取り入れて準備しましょう。


[PR] rdm