
陸地などで発生する大地震では、大幅な揺れによって多くの建物倒壊・路面亀裂が発生することが分かっており、家屋からの退避や安全な場所への避難については、すでに多く人に知られています。
しかし、南海トラフ地震などの海側(海底)で発生する大地震で、一番に警戒しなければならないのが『巨大津波』です。
海底で起きる広範囲断層の破壊による巨大地震では、激しい横揺れによる家屋・公共施設被災の後に襲ってくる『巨大津波』に最大限の警戒と避難対策が必要なのは、以前の『3.11 東日本大震災』発生時に見聞きした人は多いはずです。
- 地震防災 : 生き抜く知識と対策
- 日本で周期的に発生する巨大地震
- 千島海溝・日本海溝 巨大地震 : 危険地域
- 首都直下地震 : 被害想定(確率と規模)
- 首都直下地震と関東大震災 : 連動地震の可能性
- 首都直下地震 : 都市部の避難行動と注意点
- 南海トラフ巨大地震《危ない県 安全な県》
- 南海トラフ地震の前兆《予知と地震学》
- 南海トラフ地震 : 震度と津波高さ《想定値》
- 南海トラフ地震 津波高さ : 県別の詳細地図
- 南海トラフ地震 : 津波の高さランキング
- 南海トラフ地震 : 発生周期・過去の規模と被害
- 南海トラフ地震の発生確率《R7最新版》
- 沖縄トラフ・琉球海溝 : 連動巨大地震の可能性
- 次の熊本地震:専門家が予測する直下型地震
- 【地震防災】地震予測地図《九州》
- 巨大地震を生き残る : 知識と備え
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地震の知識・対策
津波の高さ : 浸水詳細地図

発生する津波の高さのシミュレーション結果を内閣府が公表。
とくに津波が高いのが高知県の『34m』。
次いで静岡県が『33m』、東京都の伊豆諸島、小笠原諸島で『31m』と、軒並み30mを超える予測値。
次いで静岡県が『33m』、東京都の伊豆諸島、小笠原諸島で『31m』と、軒並み30mを超える予測値。
津波が『30m』という高さは、7〜8階建てのビルの高さに相当する。
- 県別 : 津波の高さ〔PDF画像〕
- 以下の県名のリンクには、各県の海岸沿いに到達する津波の高さを地図上で色分けしてあります。
| 都府県 | 津波高さ(最大値) |
|---|---|
| 茨城県 | 6m |
| 千葉県 | 11m |
| 東京都(区部) | 3m |
| 東京都(島嶼部) | 31m |
| 神奈川県 | 10m |
| 静岡県 | 33m |
| 愛知県 | 22m |
| 三重県 | 27m |
| 大阪府 | 5m |
| 兵庫県 | 9m |
| 和歌山県 | 20m |
| 岡山県 | 4m |
| 広島県 | 4m |
| 山口県 | 5m |
| 徳島県 | 24m |
| 香川県 | 5m |
| 愛媛県 | 21m |
| 高知県 | 34m |
| 福岡県 | 4m |
| 長崎県 | 4m |
| 熊本県 | 4m |
| 大分県 | 15m |
| 宮崎県 | 17m |
| 鹿児島県 | 13m |
| 沖縄県 | 5m |
なお、ここで注意しないといけないのが、南海トラフ地震の発生源に面していない海岸側の都道府県です。
上記の表に記載される、日本海側の都道府県を襲う津波の高さは、のきなみ『4メートル』を超える大災害クラスの津波が到達します。
海抜4メートルの地域はかなり広範囲となり、沿岸部の多くの繁華街・住宅地が津波の被害をうけることになります。
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|---|---|
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巨大地震サバイバル
大津波から逃げる『知識』
南海トラフ地震が発生した場合には、東海から九州にかけての広い範囲に、地震の揺れや津波による甚大な被害をもたらす恐れがあります。
最大クラスの地震が発生すると、海岸沿いに巨大津波が到達します。それにより、沿岸部では広範囲が浸水することになります。
南海トラフ地震の死亡要因で、もっとも確率が高いのが『津波』によるもので、死亡者数全体のうち約70%になる想定値があがっています。
大津波から逃げる『知識』
| 死亡要因 | 死亡者数 | 割合 |
|---|---|---|
| 建物倒壊 | 約80,000人 | 24% |
| 津波 | 約230,000人 | 70% |
| その他 | 約20,000人 | 6% |
| 合計 | 約330,000人 | 100% |
津波から身を守るには『逃げる』しかありません。
津波の危険がある場合には、とにかく高い場所に避難です。
津波警報の種類と被害・避難行動
津波による災害の発生が予想される場合には、地震発生後、約3分で大津波警報、津波警報または津波注意報が発表されます。 津波発生が予想されるばあい、発表で表現される『津波警報等の種類』『予想される津波の高さ』『津波クラス』は以下の通りです。 なお、襲来する津波クラスの警報ごとに『想定される被害と取るべき行動』の情報を追加掲載しています。津波警報の種類(被害・避難)
津波警報『大津波警報』
| 津波警報の種類 | 津波規模 |
|---|---|
| 大津波警報 | 巨大 |
| 津波高さ | 被害・避難行動 |
| 10m超 (10m<高さ) | 巨大な津波が襲い、木造家屋が全壊・流失し、人は津波による流れに巻き込まれます。 沿岸部や川沿いにいる人は、ただちに高台や避難ビルなど安全な場所へ避難してください。 警報が解除されるまでは、安全な場所から離れないようにしましょう。 |
| 10m (5m<高さ≦10m) | |
| 5m (3m<高さ≦5m) |
津波警報『津波警報』
| 津波警報の種類 | 津波規模 |
|---|---|
| 津波警報 | 高い |
| 津波高さ | 被害・避難行動 |
| 3m (1m<高さ≦3m) | 標高の低いところでは津波が襲い、浸水被害が発生します。人は津波による流れに巻き込まれます。 沿岸部や川沿いにいる人は、ただちに高台や避難ビルなど安全な場所へ避難してください。 警報が解除されるまでは、安全な場所から離れないようにしましょう。 |
津波警報『津波注意報』
| 津波警報の種類 | 津波規模 |
|---|---|
| 津波注意報 | (表記なし) |
| 津波高さ | 被害・避難行動 |
| 1m (20cm<高さ≦1m) | 海の中では人は速い流れに巻き込まれ、また、養殖いかだが流失し小型船舶が転覆します。 海の中にいる人はただちに海から上がって、海岸から離れてください。 注意報が解除されるまで海に入ったり海岸に近づいたりしないようにしましょう。 |
津波避難の判断と行動
地震の揺れを感じた時
強い地震や長い時間の揺れを感じる。津波警報が発表されたら避難行動の開始。- このような行動を
- 海岸にいる人は、直ちに海岸から離れ、すばやく高台か高いビルや指定の避難場所へ避難する。
- 津波の浸水が想定される地域の住民は直ちに避難する。
地震の揺れを感じない時
津波注意報が発表されたら避難行動の開始。- このような行動を
- 海水浴や磯釣りは危険なので中止し、安全な場所に移動する。
- 津波の浸水が想定される地域の住民はいつでも避難できるように準備する。
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|---|---|
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津波の特徴・避難箇所の場所
大津波が襲来するときの前兆については、その現象となる参考例が少な過ぎるため、どの地震でも同じような津波前兆があるわけではありません。 この項目では津波の特徴(注意事項)と公共に整備された『避難箇所』について解説しています。- 津波の特徴(注意事項)
- 深海での津波の速さはジェツト機なみ。沿岸部でも短距離選手なみのスピードです。
- 地形によっては、津波の高さは予測以上のものになります。
- 津波は繰り返し襲ってきます。警報、注意報が解除されるまで海岸に近づかないように。
- 津波の前触れとして、必ず引き潮があるとは限りません。
津波避難場所の目印
津波警報が発表されたら、ただちに避難を始める必要があります。 地理に詳しくない土地では『津波避難場所』などのマークを目印に、すぐ避難しましょう。 公共避難所の地図は、各自治体のウェブサイトに掲載してあります。 とくに海岸沿い地域に在住や仕事先・旅行先で滞在するばあいは、事前に確認するか PDF データとしてダウンロードしておきましょう。津波危険地域・津波避難所のマーク
津波発生時は『津波危険地域』『津波避難所』のマークを確認して、ただちに移動・避難してください。- 津波注意(津波危険地帯)

地震が起きた場合、津波が襲来する危険のある地域を表示しています。 このマークがある場所は浸水する可能性が高いため、ただちに安全な避難場所へ移動する必要があります。- 津波避難場所

津波に対しての安全な避難場所(高台)の情報を表示しています。- 津波避難ビル

津波に対しての安全な避難場所(津波避難ビル)のi青報を表示しています。
まとめ:津波避難のポイント
- 地震の揺れの程度で自ら判断しない
- 揺れがそれほど大きくなくても津波が起きるケースは、過去にもありました。 津波の危険地域では小さな揺れでも、揺れを感じなくても、まずは避難を最優先にしましょう。
- 避難の際には車は使わない
- 原則として、車で避難するのはやめましょう。 東日本大震災の際、沿岸部各地で避難しようとする車で渋滞が発生。 そのために津波にのみ込まれる被害が発生しました。
- 津波の”俗説”を信じるな
- 「この地域には津波はこない」などの根拠のない情報を信じずに、気象庁等の信頼性が高い情報に耳を傾けましょう。
- ”遠く”よりも”高く”に
- すでに浸水がはじまってしまい、避難が困難な場合は、遠くよりも高い場所、例えば近くの高いビルなどに逃げ込みましょう。 津波避難ビル・夕ワーがあればそこに避難しましょう。
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大地震に備える : 被災対策
地震は、ある日に突然起こり予測は直前にしかできません。そのため、前もって避難必需品を準備しておかないと、被災後に不自由な避難生活をしいられます。
さらに、大規模な地震発生後は救援の手が届くまで日数がかかり、最低でも数日間は自力ですごせる食料・飲料水などのストックが必要です。
とくに家族がいるばあい、人数分の水・食料が必要になるため、日頃から短期保存食(ローリングストック)と長期保存食を食生活に取り入れて準備しましょう。- 地震防災 : 生き抜く知識と対策
- 日本で周期的に発生する巨大地震
- 千島海溝・日本海溝 巨大地震 : 危険地域
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- 南海トラフ地震 : 震度と津波高さ《想定値》
- 南海トラフ地震 津波高さ : 県別の詳細地図
- 南海トラフ地震 : 津波の高さランキング
- 南海トラフ地震 : 発生周期・過去の規模と被害
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